保育士試験

独学で保育士試験を3ヶ月で突破した私の勉強法を大公開しいます!

みなさんこんにちは、現役常勤1歳児担任保育士のぽとす(@potosu_hoiku)です。

さて、私は保育士ではありますが、保育系の学校を卒業したわけではありません。

もともと別の分野の大学を卒業しましたが、こどもに携わる仕事をしたい! という思いから、保育士になろうと決意しました。

ただ、その決断をするにはかなり時間がかかり、実際に保育士になると決めたのはなんと去年の7月の下旬! 試験日までわずか3ヶ月という状況でした。

おまけに、経済的・時間的な問題から、学校に通う・通信教育を受ける余裕はなく、独学で保育士資格を取得しようとしました。

情報集めから始め、とにかく効率よく勉強することをこころがけ、毎日必死で勉強した結果……無事に合格することができました!

 

私のこの体験を、保育士を独学で勉強しようと頑張っている人に伝えたい、どうやって勉強すればいいのか不安な人に伝えたい、そんな思いから、この記事を書こうと思いました。

今回は、私が独学で保育士試験を3ヶ月で突破した方法について紹介していきたいと思います。

保育士試験に対する情報収集

保育士試験を受けようと決めたとき、一番にやったことは情報集めです。

保育士試験がどのようなものか、どのように受験するのか、勉強方法、合格者の体験記などを徹底的に調べました。

最初は保育士試験の公式サイトをみることから始めました。

また、私は7月19日に保育士試験の申請を送ったのですが、なんと申請締切の5日前でした……

保育士試験を受けると決めたら、余裕を持って申請書をとりよせ、申請することをオススメします!

保育士試験独学のテキスト

独学にとって、テキストはまさに命とも言える存在です。

何度も考えた結果、これらのテキストを購入しました。

実際に私が使ったテキスト

いちばんわかりやすい 保育士合格テキスト上・下 成美堂出版(教科書)

1回で受かる! 保育士過去問題集 19年版 成美堂出版(過去問)

1回で受かる! 保育士過去問題集 17年版 成美堂出版(過去問)

ユーキャンの保育士 過去&予想問題集 ユーキャン保育士試験研究会(予想問題集)

保育所保育指針ハンドブック Gakken保育Books(保育所保育指針解説本)

最新保育資料集 ミネルヴァ書房 (保育関連資料集)

ユーキャンの保育士 実技試験 合格ナビ(教科書的なもの)

ももたろう ポプラ社(絵本)

テキスト選びについては、以下の記事で詳しく書いているので、そちらも合わせて読んでみてくださいね!

保育士試験を独学で合格した私が使ったテキストを全部紹介します!みなさんこんにちは、現在1歳児のクラス担任をしている、保育士ぽとす(@potosu_hoiku)です。 さて、私は保育士で...

テキストを読み込む

タイムライン
私が勉強を開始したのは7月22日、保育士試験が10月20・21日であったため、約3ヶ月間の勉強期間がありました。

この期間で私は、最初の2ヶ月はテキストを読み込むことに集中し、残りの1ヶ月で過去問をひたすら解こうと考えました。

私は保育系の勉強を全くしてこなかったため、とにかく最初はテキストを読み込もうと考えたのです。

そして、試験勉強の鍵はなんといっても、過去問を解くこと。私は最低でも1ヶ月は過去問を解く時間に当てたかったので、ギリギリのスケジュールですが、このように計画しました。

私の試験勉強はこの大まかなスケジュールに沿って勉強が行われ、実際にもそのように勉強が進んでいきました。

  • STEP1
    試験89~62日前
    テキスト上巻を一周する
  • STEP2
    試験61~27日前
    テキスト下巻を一周する
  • STEP3
    試験26~1日前
    過去問をひたすら解く

テキストを読み込む

保育士試験の教科書としては、「いちばんわかりやすい 保育士合格テキスト」を利用しました。

このテキストは上巻が26セクション、下巻が39セクションとなっていました。つまり合計で65セクションです。

そのため、2ヶ月間でこのテキストを終わらすには、だいたい、1日1~2セクションの勉強をすれば良い計算になります。

ぽとす
ぽとす
1日の勉強では、この目安にそって勉強をおこなっていました!

 

テキストを読み込む方法

テキストを読む

最初は読書のようにテキストを読みました。

じっくりと読み込むよ言うよりは、「こんな用語があるんだ~」といったように、軽く流し読みする程度で大丈夫です。

 

重要単語に緑マーカーを引く

テキストを読んだあとは、重要単語に緑マーカーを引きましょう。

テキストにも赤文字でかかれているものがあるのですが、私はそれだけでは不十分だと考え、暗記用の緑マーカーで重要単語をかたっぱしから引きまくりました。

 

テキストにマーカーを引くことに抵抗があるかもしれませんが、テキストは消耗品だと思って割り切っちゃいましょう!

ちなみに、暗記用の緑マーカーにはチェックルを使用しました。

暗記用オレンジペンもついているため、一石二鳥です!

ぽとす
ぽとす
いろいろ試した中、チェックルが一番使いやすいと感じました!

確認問題を解く

セクションにマーカーを引き終わったら、ページの終わりにある確認問題を解いていきます。

 

この確認問題は、セクションが完了してから行ってください。

そして、あっていた問題に丸をつけておきます。

間違っていた問題は次の日にもう一度解きます。

これを繰り返し、間違っていた問題がなくなったら、その確認問題は終了となります。

 

マーカーで引いた単語を赤シートで確認

次の日、単語を赤シートで確認しましょう。

この次の日というのがポイントです。

1日置いてから再度確認することで、より知識を定着できます。

 

赤シートで確認する方法

具体的には、暗記単語が4~7個ぐらいあるようにテキストを分けます。

そして、赤シートで1セクション一気に確認します。

 

全て単語を覚えていた部分があったら、左に丸をつけます。

 

 

1セクションを赤シートで確認し終わったら、覚えきれていない部分をもう一回赤シートで確認します。

 

そして、このとき私が心がけていたことは、セクションの赤シートで確認は、全て思い出すまでやるということです。

こうして繰り返していき、1セクション全ての部分で左に丸がついたら、そのセクションは完了となります。

章が終わったら過去問を解く

さて、セクションを終わらせていくと、そのうち、その章が終わります。

章が終わったら、過去問を解いてみましょう。

このとき私が使った過去問は、ユーキャンの保育士 過去&予想問題集です。

 

この問題集は、章ごとに良問がまとめられているため、章が終わったあとのアウトプットに最適です。

また、解いているうちに、わかってない部分がわかるため、そのときは解説やテキストをよく見直しましょう。

この時期から過去問に触れることで、より本番に慣れることができます。

こうして、ひたすらテキストを進めていきます。

ある日の私の勉強スケジュール

テキスト読み込み時期の私のスケジュールはこんな感じでした。

8/11(試験69日前)

3章の過去問をやる(ユーキャン)

4章セクション1 昨日マーカーを引いた部分を赤シートで確認する

4章セクション1 確認問題をやる

4章セクション2 テキストを読む

4章セクション2 重要単語に緑マーカーを引く

4章セクション2 確認問題をやる

 

こんな感じです。

だいたいこれくらいの量を終わらせるのに2-3時間ほどかかりました。

残りの一ヶ月はひたすら過去問を解く

テキストを一周し終わったら、いよいよ過去問を解いていきます。

過去問を解くとき、何年分を解く、何周すればいいか気になりますよね!

私は過去5年、全8回分の過去問を2-3周しました。

これだけ解けば、問題の傾向をつかむことができますし、問題になれることができます。

なにより、テキストの知識をまんべんなく確認することができるため、おすすめです。

ぽとす
ぽとす
時間がない人でも、過去4回分くらいやることをおすすめします!

 

あまり昔の過去問は、法律や統計データが変わっているケースがあるためおすすめできません。

また、平成30年(2018年)に保育所保育指針が改定されたため、平成30年前期試験以前の問題は旧保育所保育指針によるものがありますので、注意してください。

 

過去問の解く方法

問題を解く

このときの過去問は、コンデックス情報研究所のものを利用しました。

ユーキャンのものは、過去問の中から良問を抜き出したものですが、これは年度ごとにまとめられている、純粋な過去問題集となっています。

まず問題を解いてみます。

たまに過去問に直接書き込む人がいますが、そうしてしまうと二週目をするとき大変になってしまうため、別の紙に書くことをおすすめします。

問題を解くときは、ぜひ時間を計りましょう!

保育士試験の解答時間20問を1時間(教育原理・社会的養護は10問を30分)ですので、時間配分を考えて回答してみてください。

採点・解説を読む

問題を解き終わったら、採点をします。

このとき、正解した問題であっても、解説を読み、自分の考えとあっているかを確認しましょう。

意外と、自分の考えとは違ったこともあります。

そして、あっていた問題に丸をつけておきましょう。

こうすることで、自分がどの問題ができて、どの問題ができていないのかを理解することができます。

ぽとす
ぽとす
最初はほとんどあっていないかもしれませんが、気にしないでくださいね!
わかっていない問題は、これからわかるようにしていけばいいのです!

間違っていた問題ができるまでやる

翌日、あっている問題を飛ばし、間違っていた問題をもう一度解いてみましょう

そして、あっていた問題には丸をつけてます。

このときまだ、間違っていたり、理解していない問題は更に翌日解いてみます。

これを繰り返すことで、最終的には全ての問題を正解することができます。

ぽとす
ぽとす
どんなに難しい問題でも、5回くらいやれば理解することができますよ!

ある日の私の勉強スケジュール

過去問で追い込み時期の私の勉強スケジュールはこんな感じでした。

10/8(試験11日前)

29年度後期 子どもの保健 解く
30年度後期 保育の心理学・子どもの保健・保育原理 間違え直し
子どもの食と栄養 解く
30年度前期 保育の心理学・社会福祉・子どもの保健・保育原理・児童家庭福祉・社会的養護 間違え直し
保育実習理論 解く
29年度前期 教育原理・社会的養護・児童家庭福祉 解く

こうしてみると多く見えるかもしれませんが、間違えを直すときは1~2問であることも多いため、それほど多いわけではありません。

また、保育士試験は選択問題であるため、解く時間があまりかからず、サクサク解くことができます。

これを終わらせるのに、3-4時間程度の時間をかけたと思います。

終わりに

保育士試験を独学で勉強するって、正直大変ですよね。

自分で教材を探して、自分で時間を作って、自分で手続きをして……

そもそも、独学で保育士試験なんて受からないんじゃないか……そう思ってしまう人もいるかもしれません。

そんな方は、この記事を読んで、1人でも不安が和らいでくれればうれしいです!

 

ぽとす
ぽとす

この記事を読んでいただいているすべての受験者のみなさんを、私は応援しています!

そして、保育士として働くことを楽しみにしています!

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